« ペットボトルあわや爆発 | トップページ | 親にも食育だね »

2004.07.09

プライバシーの侵害

 私が学校に行っている頃は、持ち物検査ってのが有りました。小学校の頃はハンカチ、ちり紙(姪にちり紙っていうと、怪訝な顔をして、ああ、ティッシュね。と言われるのだ)、爪は伸びていないか。他に何が有ったかは忘れてしまったけど、こんな検査だった。

 中学校の時も、検査の日は決まっていたような。机の上に鞄の中身を出して先生が見てまっわった。変な物を持っていると、取り上げられたり、さらし者になったり。職務質問のように、通りがかりに「その鞄に何が入っているんだ」と見られたり。

 高校の頃は、ほとんどが抜き打ちの検査だったような。隠すのが大変な子のいましたね。化粧品を持っていたりすると、これはリップクリームです。とか、たばこを持っているとそれは大変。どうやって隠していたんだろうか。

 先生が怖いって事も少しは有ったかもしれないが、違反だとは分かっていても持っていたい。だから持っていることは悪いことと分かっているから、ドキドキするし、多少の罪の意識も有ったのでは。

 それが、いつからか、持ち物検査はプライバシーの侵害だ。と言うことでやらなくなったらしい。学校が何かをすれば親が口を挟み、学校はPTAの顔色ばかりを見ているんだろうか。学校に預けている以上は学校の判断でいいと思うのに権利ばかりを主張する保護者が増えたのだろうか。

 善悪の判断がまだ定かでない小学生などは、プライバシーの侵害ではなく、お互いも持ち物を見て、どんな物が学校に来るときに必要が無い物かと言うことを理解することにもつながると思う。大人の常識と子どもの常識は違うのですから。

 高校の頃はそんな事は自分でも分かっている、でも自我の目覚めというか、自己判断で持っているだと思う。それを生活指導の上から何かしらの注意を受けると言うことは、何かの判断が出来るのでは無いだろうか。自分が選んだ持ち物を有る意味否定されること。些細な否定をされる習慣が無くなっている。
 自分が正しいと思ったことを批判される事の訓練も大切。

 友達親子、友達先生。それも有る意味いいかもしれないけど、やっぱり人生の先輩なのだ。いつでも先輩ぶる必要は無いけど、ケースバイケースでの対応は出来ないのであろうか。先生と生徒って、人間と人間の関係では無くなったのだろうか。
 どこかに大人は時に怖い。って感情が育つような環境作りだって必要。

 何を学校に持って行っては行けないか、何かをする前には深呼吸。こんな事が出来れば同級生を刃物で傷つける事はないだろう、傷つけてすぐに悪いことをしたと思うくらいならば深呼吸だけで防げたかもしれない。せめて自分のげんこつで殴るぐらいにして欲しい。自分の手で殴れば自分も痛い、人の痛みも知ることだろう。

 男女同権、プライバシーの侵害は教育界ではどうも違った方向に進んでいるように思う。

|

« ペットボトルあわや爆発 | トップページ | 親にも食育だね »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: プライバシーの侵害:

« ペットボトルあわや爆発 | トップページ | 親にも食育だね »