2004.12.18

初めての歌舞伎観劇

 今日は国立劇場で歌舞伎を見てきた。初体験。テレビなどでちらりと見たことは有るけど、なんの知識もなく、女友達4人と見てきた。

 3階席で2500円。意外と安い。舞台というと1万円に近い料金だと思っていたので、この値段を聞いたとき二つ返事で一緒に行く。と答えたのでした。
 特別席が12000円。1等が9200円だったか。私たちの席は3階の一番前だったし、国立劇場はずいぶんと傾斜がきついので、見にくくは無かった。バレーボールの試合を2階席から見ているような物だった。残念だったのは、せっかく用意していた双眼鏡を持って行くのを忘れたこと。
 老若男女の観客。これも意外だった。もっと年配者ばかりだと思っていた。

 最初は花雪恋手紙。市川染五郎、松本幸四郎、中村芝雀。もっと堅苦しくせりふもよく理解できないと思っていたのだが、この上方和事は時勢を反映して冗談が有ったり「って、いうじゃな〜い」「残念」があり、「ヨン様」と言うのがせりふの中に入っているのは驚き。歌舞伎って笑う場面も有るとは知らなかった。

 お囃子というか、あの曲にも違和感は無かった。場面場面に重要な意味を持つ曲。まるで犬山祭りのお囃子を聴いているようだった。

 イヤホンも借りたのだが、せりふには思いの外ついて行けた。物語はよくわかった。しかし、結末はあり得ない程の万事めでたしめでたし。歌舞伎の物語ってこんな物なのか。

 二つ目の勧進帳はそれこそテレビでよく見るセット。弁慶と義経。こちらはせりふ回しもザ・歌舞伎って感じ。時折そのせりふが子守歌に聞こえてしまった。

 弁慶の口上や動きよりも、私は後ろの笛や鼓の人たちの動きや、フォローする人たちの動きに目を奪われていた。
 鼓っていちいち紐のような物を取ったり付けたり。なにも一度の舞台なのになんでそんな事をするのだろうか。
 しゃがんですり足で舞台を動く人たち。それがすべてなんなのか知らなかった。そんな事を知っていれば、歌舞伎も見方も変わっただろうか。
 
 もし、二つともが勧進帳風だったら、歌舞伎はただ眠いく退屈な物だったかもしれないが、今日は入門編としてはいい経験だった。
 次はもう少し用語やしきたりを覚えて初級編か。

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