先日のユッキーcafeで、甘酒は炊飯器の保温で15時間。と言われた。
私んとこには、炊飯器がない。と言ったら
えぇー、ご飯食べてないの? と言われた。
確かに、確かに。
10数年前の私なら同じ事を言っただろう。
友達の家で、みんなで後片付けをしたとき、台所に洗剤が無いので、どこ? と
当然の様に聞いた。
うちには、無いのよ。
えぇー、何で洗うの? と聞いたわたし。
家の中から合成洗剤が消えて、もう15年。
台所では石鹸を使ったりいろいろしてきたけど、今は食器を洗うときは何も使わない。
あとは、お酢と重曹
和布を使ったり、ガーゼ布巾を使ったり。
そういえば、スポンジも使って無い。
アクリルのあれも使ったけど、使い心地が悪かった。
油はどうするの?
基本的には、ゴテゴテの油はあんまり無いけど、いろんな汚れがひどいときは、古着のカット布で拭ってから洗うので、全然大丈夫。
今は、数年前からこれを使っている。

手触りもいいし、軽い油ならOK。すこぶる調子がいい。
アクリルの糸で、このモヘヤが汚れ落としに一役買っているようだ。
目を荒く編むことで、汚れを付着させないようで、ヌルヌルしてくることがない。
何個も作って、友達に使ってもらったりもして。
気に入ってくれてる人もいる。
あれは、なんだかよく落ちるわね。お皿がキュキュって言うわ。と。
しかし、洗剤派にはその良さは分からないかもしれない。
炊飯器が無いとご飯が炊けないとか、洗剤が無いと食器が洗えない。
もう、成人になった姪っ子などは、食洗機が無いと、食器を洗えない。
子どもの頃は、食器を洗って拭いていると、何をしているのかと聞かれた。
子どもの頃からしていれば、それが当然のこと。
そんなことは沢山有るのだろうな。
レタスとキャベツの区別がつかない。
白菜は丸くない。
お風呂に入るときは、身体を流してから入る。出るときは、身体をざっと拭いてから、脱衣所に上がる。
そんなことが、出来ない大人がいるから、子どもも当然出来ない。
頭を洗うときに、頭を濡らさずにシャンプーを付ける人が銭湯にいた。
あれじゃ、どんだけシャンプーが有ってもすぐ終わるだろうし、すすぐのも大変だし、大量のシャンプーが流れて言うのを見て、ぞーっとしてしまった。
と、話がどんどんそれていくが、常識は時代と共に変わる。
いい常識が、悪い習慣の常識に変わって行くのだろうか。
ご飯は炊飯器が無くても炊ける。
土鍋でも、鍋でも。炊こうと思えば、フライパンでも。
でも、土鍋で炊いたご飯は美味しい。
冷めても美味しい。
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